投稿日:2023.08.31 更新日:2026.09.04

【プロが解説】成果が出る!BtoBパンフレットの作り方|デザインと構成のコツ

パンフレットを自分で作りたいと思っているものの、「何から始めるべき?」「どういったことに注意すべき?」と悩んでしまい、なかなか進まないことがあると思います。そこで今回は、弊社のこれまでのノウハウを元に、パンフレットを作る手順とコツをお伝えしていきます。

パンフレットを自分で作る流れ

それでは早速、パンフレットを作成するための流れをご紹介していきます。全体の流れは下記となります。

  1. パンフレット作りの目的とターゲットを明確にする
  2. 掲載する内容を決める
  3. 紙の種類を決める
  4. パンフレットの折り加工の種類を決める
  5. ラフ案の作成
  6. チェック・改善
  7. データ書き出し・印刷

1つずつ解説していきます。

【STEP1】 パンフレット作りの目的とターゲットを明確にする

まずは、今回パンフレットを作る上で、目的は何か改めて明確にしましょう。 「製品やサービスの宣伝」「イベントのプロモーション」「出店店舗の宣伝」などが例として挙げられます。これが明確でないと、この後の工程で決定することがぶれて、制作物に一貫性がなくなり、効果が最大化されないパンフレットになってしまうため、注意しましょう。

目的が決まったら、次にターゲット(読んでもらいたい人)を明確にしましょう。 具体的にはペルソナ(ターゲットとなる仮想の人物像)を設定していきます。 「年齢や職種」、「趣味」、「興味関心」、「問題や課題」などを明確にすることによって どういったデザインや文言が刺さるのかを考えていきます。

例えば整体店舗のパンフレットを制作するとして、多くの既存顧客が腰痛に悩んでいる場合は、「腰痛で眠れない夜をお過ごしの方へ」といった文言は刺さりやすくなります。 そのため、ペルソナはどういった文言やデザインが刺さるのかを判断できるレベルまで 深く掘り下げておくことが重要です。

【STEP2】 掲載する内容を決める

次に掲載内容について考えていきます。いきなり書き出すのではなく、要素としてどういったものが必要か洗い出してみましょう。店舗の宣伝であれば以下が例として挙げられます

  • 店舗名とロゴ
  • 特徴やサービス
  • 営業時間
  • 問い合わせ先
  • アクセス方法
  • QRコード

また、上記のような要素のみだと、やはり読んでいる方に刺さりづらいパンフレットとなってしまいます。 そのため、先ほど決定したペルソナに基づいて、惹きつけるような文言を入れておくことも重要です。

【STEP3】 紙の種類を決める

パンフレットの目的やデザインによって適切な紙の種類を選択することが重要です。 紙の種類によって印刷した際の色鮮やかさが、変わる他、紙の厚みによって手にした時の印象が変わってくるため、予算も考慮した上で、自分にあった用紙を選ぶことが重要となります。 例えば写真を多く使用する場合はコート紙、シンプルなテキスト重視の場合はマット紙やアート紙が適しています。 紙の種類は数千種類~1万種類あるとも言われているため、拘ってパンフレットを作りたいという場合はデザイン会社や印刷会社といったプロに相談すると良いでしょう。

【STEP4】 パンフレットの折り加工の種類を決める

次にパンフレットの折り加工の種類を決めていきます。折り加工とは、印刷済みの1枚の用紙を用途にあった形状に折る加工方法のことを指します。

代表的な折り加工の種類をここでいくつかご紹介します。

二つ折(センター折)

2つ折りは、パンフレットやチラシを2つに折りたたむ加工方法です。最初の1枚が2つに折りたたまれ、4つのページができます。表紙と裏表紙にデザインやキャッチコピーを配置し、内側のページに詳細な情報を配置することが一般的です。シンプルなデザインで情報をコンパクトにまとめる際に使われます。

3つ折り(巻3つ折り、Z折り)

3つ折りは、パンフレットやリーフレットを3つに折りたたむ加工方法です。最初の1枚が3つに折りたたまれ、6つのページができます。表紙、内側2ページ、裏表紙にデザインやコンテンツを配置します。詳細な情報を伝えたい場合に適しており、一般的なパンフレットの形式です。

観音開き

観音開きは、パンフレットやチラシを両サイドから中央に向かって開く加工方法です。2つの端が中央に折りたたまれ、4つのページができます。表紙と裏表紙にデザインやキャッチコピーを配置し、中央に詳細な情報を配置します。特別な演出を加えたい場合や、視覚的にインパクトを持たせたいときに使われます。

これらの折り加工方法は、パンフレットのデザインやコンテンツの配置によって選びます。よって、特定の目的や効果を達成するために適切な折り加工を選ぶことが重要です。

その他にも冊子の綴じ方(針金で止める中綴じ、接着糊を使う無線綴じ)や表面加工(グロスPP、箔押し、エンボス加工等)、穴あけ加工等、印刷上様々加工の種類がありパンフレットに付加価値を付けることができます。加工の種類にも拘りたいということであれば専門的な内容になるため業者に相談することをお勧めします。

【STEP5】ラフ案の作成

ここまで決まったら、いよいよラフ案の作成です。 最初は自由な発想でアイデアを書きましょう。

その中で、ペルソナとして設定したユーザー像に当てはまるようにメッセージ内容やデザインなどを調整していきます。パンフレットの構成やページ数、各要素の配置を考えます。見出し、本文、画像などの配置についてラフにスケッチします。また、異なるアプローチやデザインの選択肢を増やすことで、より良い案を見つけることができます。そのため、何パターンか試して、複数のバリエーションを試しましょう。

【STEP6】チェック・改善

そしてラフ案でできたものを、必要に応じて他の人に見せて意見をもらいましょう。フィードバックを受けることで、改善点や新たなアイデアを得ることができます。

【STEP7】データ書き出し・印刷

そして書き出し・印刷となります。パンフレットの最終的な擦りあがりをチェックして、デザインや色のムラ、文字のズレなどがないか確認し、完成となります。

制作の流れを押さえたら、次は最も重要な「デザイン」です。企業の信頼を高め、読み手に選ばれる洗練されたパンフレットに仕上げるための「デザイン原則」をお伝えします!

【プロ直伝】信頼とブランド価値を高めるパンフレットデザインの法則

法人向けパンフレットにおいて最も避けたいのが、「どこか素人っぽさが残り、企業の信頼感やブランドイメージを損なってしまうこと」です。どれだけ優れたサービスであっても、デザインのクオリティによって「本当に任せて大丈夫か」と不安を与えてしまっては勿体ないですよね。

ここでは、プロの現場でも実践されている「企業の品格と洗練度を高めるデザインの法則」を分かりやすく解説します!

【構成】ターゲットに突き刺さる「1つの成果指標」(キャッチコピー)

自作する際にありがちな失敗が「あれもこれもアピールしようとして、すべての情報を同じ大きさで盛り込んでしまう」こと。これでは情報の優先順位が崩れ、読者はどこを見ていいか分からず、最終的な「お問い合わせ」への導線が埋もれてしまいます。

  • 1番伝えたいことが強調されている

特に、キャッチコピーは読者の注意を引くための重要な要素です。以下のポイントを押さえて、考えてみましょう。

  • 簡潔で読みやすい
  • ターゲットにとって魅力的な言葉(メリットやベネフィット)

\ こちらもチェック! /
ターゲットの心に響くキャッチコピーの作り方については、こちらのコラムで詳しく解説しています。

【素材】企業の信頼を損なわない素材の選び方

画像やイラストは、企業イメージやペルソナに合ったものを使うことが重要です。また、1枚1枚の美しさだけでなく、パンフレット全体を通しての統一感が出るように意識して調整するとよりプロに近い仕上がりになります。

  • 色味などが調整され統一感がある
  • 画質がよい(十分な解像度)
  • 企業イメージに合った素材

また、ウェブサイトから画像素材を調達する際は、商用利用が可能か、著作権や必要なクレジット表記などに注意しましょう。無料のサイトでも、禁止事項など条件がある場合もありますので、必ずサイトの利用規約やサービス内容の確認をしてください。

【配色】ブランドイメージを確立する「3色ルール」

企業パンフレットにおける「色」は、単なる装飾ではなくブランドイメージを正しく伝えるための重要要素です。使用する色を「3色まで」に厳選するだけで、紙面全体の統一感が格段に高まります。

自社のコーポレートカラーやコンセプトカラーを軸に据えつつ、読者の「読みやすさ」にも配慮した配色(明暗差・色相環など)を意識できるとさらによいでしょう。

  • 3色までに絞りまとまりがある
  • コンセプトに合ったカラー
  • 読みやすい配色

【整列】仕事の丁寧さが伝わる「ズレの徹底排除」

フォントのサイズやスタイル、テキストや画像の端など、わずかなズレが全体の印象を不揃いに見せてしまいます。BtoBにおいては、この細部のズレが「会社の品質管理の甘さ」として捉えられ、信頼を損なう原因になりかねません。

逆に、整列を徹底した見やすいレイアウトは、「ちゃんとした会社だな」「仕事が丁寧そう」という信頼感を与えます。

  • 画像やテキストの端が揃っている
  • 見出し・段落の位置やサイズが揃っている
  • 文字の間隔・行間が揃っている

【余白】余白が生み出す上質感

自作のパンフレットでは、紙面を埋める意識から情報を詰め込みがちですが、かえって視認性を損ない、チープな印象を与えてしまいます。プロのデザインでは、情報を整理した上で「あえて意図的な余白を残す」設計を行います。

適度な余白は読みやすさへの配慮だけでなく、企業としての洗練された世界観や上質感を演出します。贅沢な空間使いこそが、企業の信頼感やブランドの「格」を高める重要な要素となります。

  • 余白によるまとまりが生まれて読みやすい
  • 大胆な余白で高級感を演出

成果を出すBtoBパンフレットのデザイン戦略を5つご紹介しました。まだまだ多くの手法がありますが、ひとまずこれらを押さえて挑戦してみてはいかがでしょうか?「大変そうだな…」と思われた方は、是非プロチームであるシーズンがサポート致しますので、ご相談ください!

難しい場合は専門の業者への依頼も

業者に頼むメリット

ここまで、自分でパンフレットを作る方法をお伝えしてきました。 パンフレットを自分で作ることも可能ですが、業者に依頼することには以下のようなさまざまなメリットがあります。

プロフェッショナルなデザイン

パンフレット制作の専門業者は、プロのデザイナーやクリエイティブチームを持っています。専門知識と経験を活かして、魅力的で効果的なデザインを提供してくれます。

品質の保証

業者に依頼することで、印刷や仕上がりの品質が保証されます。印刷技術や紙の選択においても、高品質の仕上がりを期待できます。

時間の節約

パンフレット制作はデザインから印刷まで時間と手間がかかります。業者に依頼することで、自分の時間を節約し、他の業務に集中できます。

知識とアドバイス

パンフレット制作のプロはマーケティングやデザインに関する知識を持っています。効果的なコンテンツやデザインのアドバイスを受けることで、より効果的なパンフレットができるでしょう。

カスタマイズオプション

業者によっては、さまざまなカスタマイズオプションを提供しています。特別な加工や仕様、デザイン要件などを相談し、自分のニーズに合ったパンフレットを作成できます。

トータルコストの削減

自分でパンフレットを作る場合、必要なソフトウェアや印刷機器を購入する必要がありますが、業者に依頼することでこれらのコストを削減できます。特に印刷については部数が100を超える等、ロットが大きくなると市販のプリンターや複合機で印刷するより専門の印刷機で印刷した方が安価かつ高品質な仕上がりになるケースもあります。

これらのメリットを考慮すると、パンフレット制作を業者に依頼することは、時間と労力を節約し、品質の高いプロフェッショナルな成果物を得るための良い選択となります。 特に、弊社では40年に亘り企業様の制作をこれまでご支援させていただきました。 途中まで完成している制作物からも、0からのご支援も可能でございますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。

まとめ

いかがでしたでしょうか。パンフレットは顧客に興味を持ってもらう重要なツールの1つです。ご紹介した手順を実践していただきながら、どうやったら興味をひけるか想像しながら作っていただくとより良いものになるかと思います。また、その結果、他のマーケティング施策にも活かせる部分が出てくる可能性もございます。

チャレンジしてみたものの、難しかったという方は、お力添えさせていただきますので ぜひお気軽にご連絡ください。