診断チャート付き!目的・用途に合わせた企業PR動画の種類と配信方法
投稿日:2026.09.25

【診断チャート付き】どんな企業PR動画を作るべき?|目的・用途に合わせた動画の種類と配信方法

「とりあえず社内の雰囲気が伝わる動画を」
「うちの商品も分かりやすい動画にしておいて」
社内でそんな指示を受けて、どう具体化すればいいのか頭を悩ませていませんか?

企業PR動画と一口に言っても、認知拡大が目的の「ブランディング動画」と、成約率を上げる「サービス紹介動画」では、構成も表現手法も全く異なります。失敗しない動画を作るためには、まず自社に必要な動画の種類と、達成すべき目的を正しくセットで把握することが必要です。

本記事では、企業動画の主要な種類と特徴、目的や用途に応じた正しい選び方、さらにはターゲット別の最適な配信プラットフォームまでを分かりやすく解説します。企画提案を成功させ、成果の出る動画をカタチにするための実践ガイドとしてご活用ください。

【目的別】企業動画の主な種類と特徴 

企業が制作する動画は、その「達成したい目的」によって大きく5つの種類に分類できます。まずはそれぞれの特徴と、どのような課題解決に向いているのかを押さえておきましょう。 

会社紹介・ブランディング動画 

企業の理念、沿革、事業内容、将来のビジョンなどを総合的に伝えるための動画です。

  • 主な目的:企業の認知度向上、信頼性の獲得、ブランドイメージの確立
  • 活用シーン:コーポレートサイトのトップページ、株主総会、創業記念イベント、IR活動
  • 特徴:短時間で企業の「世界観」や「社会的価値」を印象づけるため、ストーリー性や映像美が重視されます。求職者や取引先に対して、企業としての安定感や先進性をアピールする上で欠かせないコンテンツです。

商品・サービス紹介動画 

自社の製品やサービスの強み、機能、購入・導入によるメリットを分かりやすく解説する動画です。

  • 主な目的:購買意欲の喚起、問い合わせ・リード獲得(CVR向上)、商談の成約率向上
  • 活用シーン:サービスLP(ランディングページ)、Web広告、営業提案資料、YouTube
  • 特徴:テキストや静止画だけでは伝わりにくい「具体的な使い方」や「導入後の変化」を視覚的に体験させることができます。認知獲得用のショート動画から、購入検討層に向けた詳細なデモ動画まで、検討フェーズに応じた使い分けが効果的です。

採用動画 

求職者に向けて、自社の魅力や働く環境、社風をリアルに伝えるための動画です。

  • 主な目的:応募者数の増加、採用ターゲットの引きつけ、入社後のミスマッチ防止
  • 活用シーン:採用サイト、会社説明会、採用SNS(Instagram, YouTube等)
  • 特徴:社員インタビュー、1日の仕事密着、オフィスツアーなどが定番コンテンツです。条件面だけでなく「どんな人と働くのか」「どのような雰囲気なのか」という言語化しにくい定性的な情報を伝えることで、自社にマッチした人材の採用につながります。

営業・展示会用動画 

商談の場や展示会ブースで、短時間で顧客の注意を引き、理解を促すための動画です。

  • 主な目的:ブースへの集客、営業トークの標準化・効率化、短い商談時間での理解促進
  • 活用シーン:展示会モニター、インサイドセールスでの提案資料、訪問営業
  • 特徴:音声が聞こえにくい展示会会場でも理解できるよう、大きめのテロップやインパクトのある冒頭デザインが工夫されます。営業担当者のトークスキルに依存せず、常に質の高い商品説明を可能にします。

マニュアル・カスタマーサポート動画 

既存顧客に対して、製品の使い方やトラブルシューティング、FAQを解説する動画です。

  • 主な目的:カスタマーサポートへの問い合わせ削減、顧客満足度(CS)の向上、LTV(顧客生涯価値)の最大化
  • 活用シーン:購入者限定マイページ、ヘルプセンター、納品時の案内メール
  • 特徴:テキストのマニュアルを読むストレスを軽減し、ユーザーが自己解決しやすい環境を整えます。特に複雑な初期設定が必要なSaasツールや機械製品などで高い効果を発揮します。

企業動画の目的・用途が決まったら、次は「実写かアニメーションか」という手法の選択です。
同じ「サービス紹介動画」であっても、商材や与えたい印象によってどちらの表現方法を選ぶべきかが変わります。自社の商材特性にどちらが合っているのか、それぞれのメリット・デメリットを比較してみましょう。

【表現手法別】実写かアニメーションか

動画の表現手法は、大きく「実写」「アニメーション」、そしてその2つを掛け合わせた「ハイブリッド型」に分かれます。商材の性質やターゲットに合わせて適切な手法を選ぶことが重要です。 

表現手法メリットデメリット向いている商材・用途
①実写動画・リアリティと信頼感が高い
・人物の表情で感情移入を生みやすい
・オフィスや店舗の「リアルな雰囲気」が伝わる
・撮影の準備(ロケ地・演者・天候)に手間とコストがかかる
・キャストの退職等で動画が使えなくなるリスクがある
・採用インタビュー
・会社概要・ブランディング
・有形商品(コスメ、家具、施設等)
②アニメーション・無形サービスや複雑な概念も図解で分かりやすく表現できる
・撮影不要のため、キャスティングや天候に左右されない
・イラストやモーショングラフィックスで表現の自由度が高い
・実在感や「生の雰囲気」を伝えるのには不向き
・クオリティの高いオリジナル作画は制作期間が長くなる場合がある
・BtoB向けSaaS・ITツール
・形のない医療・金融・保険サービス
・概念や仕組みの解説動画
③ハイブリッド型・実写のリアリティとアニメーション(テロップ・図解)のわかりやすさを両立
・視覚的なメリハリがつき、離脱を防ぎやすい
・撮影とアニメーション編集の両方の工数がかかるため費用が高くなりやすい・高価格帯のBtoBサービス紹介
・工場見学+技術解説動画

実写が適しているケース

オフィス、社員、実際の店舗、手にとって触れる製品など「実物を見せることが説得力に直結するケース」は実写一択となります。特に採用動画や社風を伝えるブランディングでは、実際の社員の表情や声のトーンが求職者の信頼感を醸成する最大の要素になります。 

アニメーションが適しているケース

各種コンサルティング、金融商品など「目に見えないサービス(無形商材)」の解説にはアニメーションが圧倒的に適しています。キャラクターや図解を用いて抽象的なデータをビジュアル化することで、視聴者にストレスを与えず直感的な理解を促すことができます。 

PR動画の種類と表現手法がわかったところで、「今の自社にはどれが1番必要なのか?」を絞り込むフェーズです。次章、チャートで診断してみましょう!

【診断チャート】あなたの会社に必要なPR動画は?  

社内で「とりあえず動画を作ろう」と話が出た際、そのまま漠然と作り始めてしまうのが1番の失敗原因になります。「自社の今の課題は何か?」「誰にどんな行動を起こさせたいのか?」という目的軸から逆算して、最適な動画タイプを判定することが重要です。  

診断チャート(簡易版)

まずは、以下の診断チャートを活用してみてください。質問を辿ることで、今取り組むべき優先度の高い動画タイプが分かります。 

Q1. 今回の動画制作の主な目的はどちらですか?
  ├─ A. 新規顧客・人材の「認知拡大・集客」 → Q2へ
  └─ B. すでに自社を知っている層への「理解促進・成約率向上」 → Q3へ

Q2. ターゲット(届けたい相手)はどちらですか?
  ├─ 【企業(BtoB)】 → 「会社紹介・ブランディング動画」
  │     … 企業の信頼性やビジョンを伝え、問い合わせのハードルを下げる
  │
  ├─ 【一般消費者(BtoC)】 → 「SNS向け縦型ショート動画」
  │     … インパクト重視でSNS上の認知・拡散を狙う
  │
  └─ 【求職者(採用)】 → 「採用インタビュー・オフィスツアー動画」
     … 働く人や社風のリアルを伝え、エンゲージメントを高める

Q3. 解決したいビジネス上の課題はどちらですか?
  ├─ A. 商談やLPでの成約率(CVR)が低い / 営業トークを標準化したい →Q4へ
  └─ B. 契約後のサポートコストが高い / マニュアルが読まれない
    → 「マニュアル・カスタマーサポート動画」
     …使い方やFAQを動画化し、CS業務を効率化・顧客満足度向上

Q4. 紹介したい商材・サービスの特徴はどちらですか?
  ├─ 【有形商材】(実際の製品・店舗・設備がある)
  │   → 「実写の製品・サービス紹介動画」
  │   …実際の使用感や機能美をリアルに見せて購買意欲を高める
  │
  └─ 【無形商材】(ITツール・コンサル・金融など)
    → 「アニメーション(図解)サービス紹介動画」
     …概念やデータ、仕組みを分かりやすく図解し検討ハードルを下げて成約率アップ

【自社に最適な動画タイプをより詳しく知りたい方へ】

 上記のフローチャートは、代表的な条件から導き出す【簡易診断】です。 実際には「予算規模」や「求める納期」「既存の販促素材の有無」などによっても最適な表現手法や制作プランは変化します。

「社内の状況に合わせた具体的な提案がほしい」「自社の商材の場合、どの表現が最も効果的なのかプロの見解を聞きたい」という方は、ぜひお気軽にシーズンの『無料個別相談』をご利用ください。

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ターゲット属性(BtoB / BtoC)による選定ポイント 

動画の種類を選ぶ際は、ターゲットが「BtoB(法人顧客)」か「BtoC(個人顧客)」かによってもアプローチが変わります。

【BtoB企業の場合】

  • 求められる要素:信頼性、導入効果(ROI)、ロジカルな分かりやすさ
  • おすすめの種類:サービス紹介動画(アニメーション図解)、導入事例インタビュー
  • ポイント:BtoBの検討者は「社内決済を通すための納得感」を求めています。感情に訴えかける演出よりも、課題解決のプロセスや定量的成果が伝わる構成が効果的です。

【BtoC企業の場合】

  • 求められる要素:共感、世界観、視覚的なインパクト、手軽さ
  • おすすめの種類:ブランディング動画、SNS向け縦型ショート動画
  • ポイント:最初の数秒で視聴者の心を掴むテンポ感が重要です。商品の使用感や「それを得ることでどう生活が変わるか」という感情面のベネフィットを強調しましょう。

作るべき動画の種類が決まったら、次に絶対に考えておかなければならないのが「その動画をどこで流すのか(配信プラットフォーム)」です。 どれほどクオリティの高い動画を作っても、ターゲットが見ない場所に掲載していては意味がありません。動画の種類とセットで「掲載場所」まで設計しておくことが重要なポイントになります。 

【ターゲット別】配信プラットフォームの選定基準

動画は「作って終わり」ではなく、ターゲットへ届く最適なプラットフォーム(配信場所)に配置して初めて成果を発揮します。代表的なターゲット層別に、最適なプラットフォームと活用のポイントを解説します。 

【BtoB・既存の検討層】自社に興味がある「見込み顧客」に届けたい場合

  • 配信プラットフォーム:
    コーポレートサイト、サービスLP(ランディングページ)、営業資料(デジタルブック)
  • 主な目的:
    購入・導入の決断を後押しする、問い合わせ・資料請求(CVR)の向上
  • 掲載・活用のポイント: すでに自社やサービスに関心を持っている意欲の高い層が相手です。ページのファーストビュー(開いてすぐ見える位置)やサービス概要部分に配置することで、テキストを読む手間を省き、直感的に理解を深めてもらえます。再生ボタンを押させず自動再生(消音)させる設定や、1〜2分程度でポイントが伝わるテンポ感が有効です。

【BtoB・潜在層 / 比較検討層】課題の解決策を探している「ビジネスパーソン」に届けたい場合

  • 配信プラットフォーム:
    YouTube、タクシー広告、展示会モニター
  • 主な目的:
    検索経由での認知・獲得、信頼感の醸成、中長期的なリード育成
  • 掲載・活用のポイント:
    ―YouTubeの場合:
     「〇〇(業界名) 課題」「〇〇(サービス名) 選び方」などの検索意図に合わせ、3~5分以上の詳細な解説動画や導入事例インタビューを配置します。SEO効果を狙い、検索流入からの信頼獲得を図ります。
    ―タクシー広告・展示会の場合:
     決裁権を持つ移動中のビジネスパーソンや会場来場者にアプローチします。音が出せない・聞こえにくい環境でも内容が即座に理解できるよう、大きくて視認性の高いテロップ演出が必須となります。

【BtoC・一般消費者】日常的にSNSを利用する「広域な潜在層」に届けたい場合

  • 配信プラットフォーム:
    SNS(Instagram、TikTok、X、LINEなど)
  • 主な目的:
    ブランドの認知拡大、話題化・拡散、購買意欲の喚起
  • 掲載・活用のポイント:
    タイムラインを素早くスクロールしながら閲覧されるため、「冒頭1〜3秒での強烈なフック(目を引く演出)」が勝負を分けます。縦型ショート動画(InstagramリールやTikTok)のフォーマットに合わせ、スマホ全画面でテンポ良く世界観や商品のベネフィットを伝える設計が効果的です。 

【採用】就活生・求職者に届けたい場合

  • 配信プラットフォーム:
    採用サイト、採用SNS(Instagram、YouTubeなど)、会社説明会
  • 主な目的:
    社風や働く人のリアルな伝達、応募意欲の向上、入社後のミスマッチ防止
  • 掲載・活用のポイント:
    求職者は「どんな人が働いているか」「職場の雰囲気は自分に合いそうか」という定性的な情報を探しています。採用サイトトップにダイジェスト動画を置きつつ、詳細な「社員インタビュー」や「1日密着」はYouTubeやInstagramへ誘導して見せるなど、段階的に理解を深める導線設計が有効です。

誰に、どこで、どんな動画を届けて、どんな行動をしてもらうか?自社に必要な動画のイメージが固まったら、いよいよ具体的な企画・制作のフェーズに入ります。しかし、社内だけで構成案を作成したり、いきなり複数社へ見積もりを取ったりするのは、膨大な工数がかかる上に失敗のリスクも高まります。 

まとめ:理想の企業動画をカタチにするための第一歩

「自社が作るべき動画の方向性は見えてきたけれど、社内のリソースだけで企画から撮影・編集まで進めるのは難しい……」

そう感じたなら、早い段階で動画制作のプロ(パートナー企業)へ相談するのが成果への一番の近道です。

動画制作を外部へ相談・依頼する際は、単に「映像をきれいに作ってくれる会社」ではなく、「自社の事業課題や目的に寄り添い、企画・構成の段階から伴走してくれるパートナー」を選ぶことが成功の鍵を握ります。

株式会社シーズンが選ばれる理由

株式会社シーズンでは、単に指示された通りの動画を制作するのではなく、「誰に・何のために・どこで届けるのか」というマーケティング視点の整理から徹底してサポートいたします。

  • 目的・用途に応じた最適な企画提案
    「BtoB向けにSaaSの認知を広げたい」「採用のミスマッチを減らしたい」など、貴社の課題やターゲットに応じた最適な動画の種類・表現手法をご提案します。
  • ワンストップでのスピーディーな対応
    企画構成から撮影・アニメーション制作・編集・納品までを一貫して行うため、社内担当者様の負担を最小限に抑えつつ、高品質な企業動画を実現します。

まずは「漠然としたイメージ」のままでご相談ください

「まだ社内で話が出たばかりで、予算も仕様も決まっていない」
「自社にどの動画が合うのか、プロの意見を聞いて比較してみたい」

そのような段階であっても、まったく問題ありません。シーズンでは、目的の整理やアイデア出しの段階からのご相談を大歓迎しております。

自社の強みを最大限に引き出し、ビジネス成果につながる動画を一緒にカタチにしてみませんか? まずはお気軽に、無料相談・お問い合わせよりご相談ください。

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