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【ターゲット別】今すぐ使える展示会案内メールの例文
展示会の案内メールを作成する際、最も大切なのは「誰に、何の目的で送るのか」を明確にすることです。ターゲットによって、抱えている課題や自社との関係性は全く異なります。一律の定型文を一斉送信するだけでは、多くのメールの中に埋もれてしまい、読まれる確率(開封率)もブースへの来場率も上がりません。
ここでは、実務で今すぐコピー&ペーストして使える、3つの目的別テンプレートを用意しました。それぞれのターゲットに合わせた「響くポイント」と「事前アポを促すための導線」があらかじめ組み込まれています。自社の出展内容に合わせて、[ ]の部分を書き換えてご活用ください。
【見込み客向け】新機能・新サービス訴求
過去に名刺交換をしたきり連絡が途絶えている方や、Webサイトから資料ダウンロードをしたものの商談に至っていない「見込み客(ハウスリスト)」向けの文面です。このターゲットには、「自社が展示会に出ること」ではなく、「来場することで、今抱えているどんな課題が解決するのか」という具体的なベネフィットを前面に押し出します。
| 件名: 【無料招待券】〇〇(課題)を解決する新機能を初公開!「〇〇展」出展のご案内 本文: 〇〇株式会社 [役職] [お名前] 様 いつも大変お世話になっております。 〇〇株式会社の[あなたの氏名]です。 本日は、日頃より弊社とお付き合いのある皆様へ、 今月開催されます「第〇回 〇〇展」への出展が決まりましたのでご案内いたします。 現在、多くの企業様から「〇〇(例:WEB集客の手間がかかる、データ連携が煩雑)」といったお悩みを伺っております。 そこで弊社ブースでは、これらのお悩みを劇的に改善する、新サービス『〇〇〇〇』の実機デモを【初公開】いたします。 ▼ 弊社ブースの3大見どころ 1. 【初公開】〇〇作業を50%効率化する新機能のデモ体験 2. 【限定配布】同業他社でのWEBマーケティング成功事例集 3. 弊社の専門スタッフによる、貴社の個別課題への無料相談会 当日は、Web上やカタログだけではお伝えしきれない「実際の操作感」や具体的な導入効果を、開発スタッフより直接ご説明させていただきます。 ご多忙中恐縮ではございますが、ぜひこの機会に弊社ブースへお立ち寄りいただけますと幸いです。 ————————————————– ■ 展示会 開催概要 ————————————————– 【展示会名】第〇回 〇〇展 【日時】2026年〇月〇日(水)~〇日(金) 10:00~18:00 【会場】東京ビッグサイト(東〇ホール) 【弊社ブース番号】小間番号:XX-XX ▼「無料入場チケット」のダウンロードはこちら(事前登録が必要です) URL:[展示会公式の招待URLなど] ————————————————– ■ 【おすすめ】事前商談ご予約のお願い ————————————————– 会期中はブース内の混雑が予想され、せっかくご来場いただいてもお話を伺えない可能性がございます。 もしご来場いただける日時がお決まりでしたら、事前に「お席と専門スタッフ」を確保させていただきます。じっくりと具体的なご相談をご希望の際は、大変お手数ですが本メールへのご返信、または下記URLよりご都合の良い日時をお知らせください。 ▼ 事前アポイント受付フォーム URL:[調整ツールのURLなど] ————————————————– 皆様とお会いし、直接お話しできることを心より楽しみにしております。 今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。 |
【既存顧客向け】関係性を深める・アップセルを狙う案内
すでに自社の製品・サービスを導入している「既存顧客」向けの文面です。既存顧客に対する展示会案内は、日頃の感謝を伝えるとともに、「さらに自社を活用してもらうための新提案(アップセル・クロスセル)」の場として機能させます。あらかじめ「重要顧客のための特別な枠」を用意していることを伝えるのがポイントです。
| 件名: 【既存ご契約企業様限定】〇〇の新プラン・未公開事例をご案内「〇〇展」のご案内 本文: 〇〇株式会社 [役職] [お名前] 様 いつもひとかたならぬご愛顧を賜り、心より御礼申し上げます。 〇〇株式会社の[あなたの氏名]です。 本日は、日頃より弊社サービスをご利用いただいている〇〇様に、 今月開催される「第〇回 〇〇展」への出展について特別なご案内がございます。 今回の弊社ブースでは、〇〇様が現在ご利用中の『〇〇サービス』を、さらに効果的にご活用いただくための「新機能」および「他社での最新の成功事例」を限定公開いたします。 特に、先日〇〇様とお話ししておりました「〇〇(例:さらなる認知拡大、運用の自動化)」という課題に対して、非常に有力なヒントとなる展示をご用意しております。 当日は、日頃の感謝をお伝えするとともに、今後の貴社の成果最大化に向けた個別のご提案をさせていただければ幸いです。 ————————————————– ■ 展示会 開催概要 ————————————————– 【展示会名】第〇回 〇〇展 【日時】2026年〇月〇日(水)~〇日(金) 10:00~18:00 【会場】東京ビッグサイト(東〇ホール) 【弊社ブース番号】小間番号:XX-XX ▼「無料入場チケット」のダウンロードはこちら URL:[展示会公式の招待URLなど] ————————————————– ■ ご契約企業様限定・事前アポイントのご案内 ————————————————– 当日は大変な混雑が予想されますが、ご契約企業様には、ブース内に特設いたしました「個別相談カウンター(着席)」にて、お時間を確保して優先的にご案内させていただきます。 担当の[あなたの氏名]が終日ブースにてお待ちしておりますので、ご来場いただける日時がお決まりでしたら、本メールへのご返信、または下記フォームよりお知らせいただけますと幸いです。 ▼ 優先アポイント受付フォーム URL:[調整ツールのURLなど] ————————————————– 〇〇様のご来場を、スタッフ一同心よりお待ち申し上げております。 今後とも末永いお付き合いのほど、よろしくお願い申し上げます。 |
【リマインド】会期1週間前〜直前の掘り起こし案内
開催の「1週間前〜直前」に送るリマインドメールです。1ヶ月前の最初の案内を「あとで見よう」と埋もれさせてしまっている担当者や、直前になって当日のスケジュールが空いた人の背中をポンと押す役割を持ちます。長々とした説明は省き、簡潔に「来週(明日)開催されること」と「ブースの位置」をリマインドします。
| 件名: 【いよいよ来週開催】事前予約は万全ですか?「〇〇展」弊社ブースの見どころ再案内 本文: 〇〇株式会社 [役職] [お名前] 様 いつも大変お世話になっております。 〇〇株式会社の[あなたの氏名]です。 先日に続きまして、いよいよ来週〇月〇日(水)より開催される 「第〇回 〇〇展」のリマインド案内としてご連絡いたしました。 (※すでに事前予約をいただいている皆様には、重ねてのご案内となりますことをご容赦ください) 当日の会場は非常に広く、多くのブースが出展されるため、事前に「立ち寄るブース」を決めて回られることをおすすめしております。 ぜひ、弊社のブース【小間番号:XX-XX】をスケジュールに組み込んでいただけますと幸いです。 改めて、弊社ブースの最大の見どころを簡潔にご案内いたします。 ▼ 弊社ブースの見どころ(最短5分で体験いただけます) ・【初公開】〇〇(課題)の解決に特化した最新システムのデモ ・【ご来場特典】実務で即使える「WEBマーケティング成功事例集」の配布 「来週、東京ビッグサイトへ行く予定がある」「ちょうどその日は近くにいる」という方は、ぜひお気軽に足をお運びください。 ————————————————– ■ 展示会 開催概要 ————————————————– 【展示会名】第〇回 〇〇展 【日時】2026年〇月〇日(水)~〇日(金) 10:00~18:00 【会場】東京ビッグサイト(東〇ホール) 【弊社ブース番号】小間番号:XX-XX ▼ 無料招待券のご準備・事前アポがお済みでない方はこちら URL:[各種動線URL] ————————————————– 会期中、皆様と会場でお会いできることを楽しみにしております。 直前でお忙しいことと存じますが、どうぞよろしくお願い申し上げます。 |
ターゲットとに合わせた文章と、送るタイミングが大切なのは、お分かりいただけましたよね。でも、メールを開けてもらえなければ意味がありません。次は「開封率」を劇的に変える件名についてお教えします。
何十通もの中から「開封される」件名の作り方
メールマーケティングにおいて、最も大きな壁となるのが「開封してもらうこと」です。展示会の開催時期が近づくと、来場対象者のインボックスには競合他社からも一斉に案内メールが届くようになります。その膨大なメールの山に埋もれず、ターゲットの手を止めさせるための件名の作り方を解説します。
NGな件名と、クリックされる件名の違い
多くの企業がやってしまいがちなのが、丁寧さを意識するあまり「ただの事実」だけを並べた件名です。
NG例
✕ 【〇〇株式会社】展示会出展のご案内
✕ 「第〇回 〇〇展」出展のお知らせとお願い
これらの件名はビジネス文書としては正解ですが、受信者から見ると「自社には関係のない売り込みメール」に見えてしまい、後回しにされるかゴミ箱行きになってしまいます。クリックされる件名にするには、「無料招待券」「初公開」といったフックになる言葉を左側(冒頭)に配置するのが鉄則です。メール一覧画面でスマホでもパッと目に入る最初の15〜20文字で、読む価値を伝える必要があります。
件名に盛り込むべき「ベネフィット」と「限定感」
開封率を高めるためには、件名に「自分に関係がある」「今すぐ開けるメリットがある」と思わせる要素を入れ込みましょう。具体的には以下の2つの軸を意識します。
- ベネフィット(利益): 「〇〇の課題を解決」「〇〇作業を50%効率化」など、それを見ることでどんな得があるのかを具体化します。
- 限定感・特別感: 「【初公開】」「【既存顧客限定】」「【無料招待】」など、今このメールを開くべき理由(緊急性)を作ります。
OK例
【無料招待券】〇〇の工数を半分にする新機能を初公開!「〇〇展」のご案内
【来週開催】事前予約は万全ですか?「〇〇展」弊社ブースの見どころ再案内
件名は、メールの「顔」です。本文の内容を簡潔に置き換えるだけでなく、ターゲットの顔を思い浮かべながら、思わずクリックしたくなる「引きのあるキーワード」が左側に寄っているかを必ず配信前にチェックしてください。
開封率の次は「アポ率」です。一般的なマナー本には載っていない、営業現場を巻き込んで成果を出すための実践的な視点から、お伝えします。
アポ率を跳ね上げる!「心」に届くひと工夫
どれだけ件名や本文を工夫しても、システムからの一斉配信メールだけでは「ああ、いつものメルマガか」と流されてしまう限界があります。特に、絶対にブースへ呼びたい重要顧客や、過去に良いところまで商談が進んでいた休眠顧客を動かすには、WEBマーケティングの仕組みにプラスして、営業現場の「ひと工夫」が必要不可欠です。
重要顧客には「手書きの一筆」を添える
最重要ターゲットに対しては、一斉配信システムで他の有象無象のメールと一緒に送るべきではありません。各営業マンが、自分の担当顧客に向けて「冒頭に個別のメッセージ(一筆)を添えて、1通ずつ直接送信する」のが最も効果的です。
| 個別メッセージの例: 「〇〇様、先月は〇〇の案件で大変お世話になりました。今回の展示会で初公開する新機能は、まさに先日〇〇様が仰っていた『〇〇の自動化』の課題にぴったりとはまるものです。ぜひ実機を見ていただきたく、個別にご案内いたしました」 |
このように「テンプレートではない、自分だけに宛てられたメッセージ」だと伝わるだけで、メールへの返信率、ひいては事前アポの獲得率が跳ね上がります。
配信タイミングは「2回」が鉄則!
案内メールは、1回送って終わりでは不十分です。人間のスケジュールや記憶は上書きされるため、必ず「2回」に分けて配信する計画を立ててください。
- 1回目(開催の3週間〜1ヶ月前): 相手のスケジュールがまだ埋まりきっていない時期に、第1陣として送ります。ここでは「予定の確保」が目的です。
- 2回目(開催の1週間前〜直前): 「来週、会場にいらっしゃいますか?」というニュアンスでリマインドメールを送ります。実は、直前になって当日の外出予定やルートが決まるビジネスパーソンは非常に多いため、この直前メールがきっかけで「じゃあ、ついでに寄ってみようか」とアポが滑り込みで埋まるケースが多発します。
営業担当者の手間は増えますが、これらの「ひと手間」を惜しまないことが、まさに顧客の心に響き、展示会への投資を無駄にしない最大の勝ちパターンです。
メールから離脱させない「WEB導線」
メールを読んだ顧客が「行ってみようかな」と思っても、次に取るアクションへの導線がスムーズでなければ、途中で面倒になって離脱してしまいます。せっかくの関心を無駄にしないために、WEBデザインやUI/UX(ユーザーの操作体験)の観点から、メール内に配置するURLの工夫について押さえておきましょう。
リンクは「招待券取得」と「事前アポ」の2つに絞る
メールの中に、自社のホームページ、製品の紹介ページ、YouTubeの解説動画、展示会の公式ページなど、あれもこれもとURLを貼り付けてしまうのはNGです。選択肢が多すぎると、人間は「結局どこを押せばいいのか」迷ってしまい、結果的にどのリンクもクリックしなくなってしまいます。
メール内のゴール(CTA:行動喚起)は、以下の2つだけに絞り込み、スッキリと目立たせましょう。
- 展示会公式の無料招待券が手に入るURL
- 会期中の事前商談(アポ)を予約するための受付URL
スマホ閲覧を前提としたレイアウト
現在のビジネスパーソンは、移動中や外出先でメールをスマートフォンで確認することが非常に増えています。そのため、PC画面だけでなく「スマホの縦長画面でどう見えるか」を意識した以下のようなレイアウト設計が必須です。
- スクロールなしで要点を伝える:
重要な日時や場所、小間番号(ブース位置)、そして申し込みリンクは、スクロールを何度も繰り返さなくても視界に入る位置に配置します。 - 適切な余白(改行)と文字組み:
文字がギチギチに詰まったメールは、スマホ画面では非常に読みづらく、それだけで敬遠されます。3〜4行ごとに1行の空行を入れ、URLの前後にはタップしやすいように十分な「余白」を確保してください。
どれだけ中身が良いメールでも、URLがタップしづらかったり、リンク先が分かりにくかったりするだけで成果は半減します。「相手がスマホで見ているかもしれない」という視点を持つことが、WEB集客の成功への第一歩です。
最後に、ここまでお伝えしてきた「招待メール」の重要なエッセンスを振り返ります。展示会出展を成功させるための総仕上げとして、頭を整理しましょう。
まとめ
展示会の案内メールは、単なる「出展のお知らせ」という義務的な連絡ではありません。当日のブースの成果を事前に仕込み、投資対効果(ROI)を最大化させるための非常に重要な戦略ツールです。
日々の出展準備でどれだけ忙しくても、以下の3つのポイントだけは必ず意識してメールを作成・配信してください。
- 来場者ファースト: 相手にとっての「具体的なベネフィット」を件名と本文で言語化する
- 営業現場との連動: 一斉送信で終わらせず、最重要顧客には営業から「一筆」を添えて送る
- シンプルなWEB動線: リンク先を「招待券取得」と「事前アポ」に絞り、スマホで見やすいレイアウトを意識する
まずは今回ご紹介したテンプレートをベースに、自社の強みや新機能の魅力を落とし込んでみてください。きっと、これまでと違う成果を実感できるはずです!

