投稿日:2025.07.31 更新日:2025.08.01

【相場料金表付き】低予算でも大丈夫!SNS運用を成功させるための5ポイント

SNS運用は、現代のビジネスにおいて新規顧客との接点を増やし、ブランド認知度を高める上で不可欠なツールとなっています。(弊社のⅩアカウントはコチラ!)

しかし、「社内で精通している人がいない」「予算が限られているから」と諦めている企業や担当者の方も少なくないのではないでしょうか。

ご安心ください。ここでは限られた予算でも、戦略的にSNS運用を行うことで費用対効果を最大化するための5つのポイントについて、具体的な代行サービスの費用相場を交えながら、ご紹介していきます。

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【その他の費用相場について解説した記事はこちらから】

SNS運用代行・コンサルティングの費用相場と対応内容

運用代行の費用相場としては、どこまで代行会社に任せるかや受けられるサポートの内容で異なります。

金額感主な対応事項
約10万円以下スポットコンサルティング(単発)、投稿代行(月数回)簡易的なレポート作成
10万円~20万円程度投稿代行(週2~3回程度)基本的な効果測定と月次レポートコメント・DMの一次対応ハッシュタグ選定のサポート
20万円~30万円程度コンテンツ企画・制作(簡易~標準)詳細な効果測定と改善提案簡易的なキャンペーン企画サポート
約30万円以上包括的な戦略立案と実行SNS広告運用代行コミュニティマネジメントA/Bテスト・データ分析と改善提案、定期的な戦略会議

ここでは価格帯別の対応事項をまとめました。※あくまで参考価格です。詳細なお見積りはコチラ

① 約10万円以下のプランでできること

  • 対応内容: 主にSNS運用の「初期アドバイス」や「基本的な運用サポート」に限定されます。
    • スポットコンサルティング(単発): SNS戦略の方向性に関するアドバイス、課題解決のための助言など、特定のテーマに絞ったコンサルティング。
    • アカウント開設・初期設定支援: SNSアカウントの開設、プロフィール設定、基本的な情報入力のサポート。
    • 投稿代行(月数回): クライアントが用意したテキストや画像を基に、月に数回程度の投稿を代行。
    • 簡易的なレポート作成: フォロワー数の推移など、非常に基本的な指標のみをまとめたレポートの提出。
  • 特徴: SNS運用をこれから始める企業や、自社でほぼ全て運用するが専門家の意見を少しだけ借りたい場合に適しています。コンテンツの企画や制作は基本的に自社で行う必要があります。

② 10万円~20万円程度のプランでできること

  • 対応内容: 基本的な投稿代行に加えて、「簡易的なコンテンツ企画」や「より詳細な効果測定」が含まれるようになります。
    • 投稿代行(週2~3回程度): クライアント提供の素材に加え、一部テーマの企画提案や、既存素材の簡単な加工・調整を含む投稿代行。
    • 基本的な効果測定と月次レポート: フォロワー数、エンゲージメント率、リーチ数などの主要な指標をまとめた月次レポートを提供。簡単な改善提案が含まれることもあります。
    • コメント・DMの一次対応: 定型的な返信や、対応が必要なメッセージのクライアントへの共有。
    • ハッシュタグ選定のサポート: 投稿内容に合わせた効果的なハッシュタグの選定を支援。
  • 特徴: SNS運用の手間を減らしつつ、ある程度の方向性を見出したい企業向けです。クリエイティブ制作は依然として簡易的なものが中心となります。

③ 20万円~30万円程度のプランでできること

  • 対応内容: 「コンテンツ企画・制作」が本格化し、「分析に基づく改善提案」も強化されます。
    • コンテンツ企画・制作(簡易~標準): ターゲット層やトレンドを考慮した投稿内容の企画提案。自社での撮影素材の編集や、ストック素材を活用した画像・動画制作(簡単な編集レベル)。
    • 投稿代行(週3~5回程度): 企画・制作されたコンテンツでの投稿を代行。
    • 詳細な効果測定と改善提案: 各投稿のパフォーマンス分析、ユーザー動向の分析に基づいた具体的な改善策の提案(例:投稿時間、コンテンツ形式、CTAの最適化など)。
    • 簡易的なキャンペーン企画サポート: ユーザー参加型キャンペーンなどの企画立案をサポート。
    • 定例ミーティング: 月に1回程度の定例ミーティングで進捗報告や戦略のすり合わせを実施。
  • 特徴: SNSで積極的に情報発信し、効果を重視して運用したい企業に適しています。ある程度のクリエイティブ制作まで依頼したい場合に良いでしょう。

④ 約30万円以上のプランでできること

  • 対応内容: SNS運用を「事業成長の柱」と捉え、戦略立案から実行、広告運用まで包括的に支援します。
    • 包括的な戦略立案と実行: 事業目標に紐づくSNS戦略の立案、競合分析、ターゲット深掘り、年間・月間施策プランの策定と実行。
    • 高品質なコンテンツ企画・制作: プロのカメラマンや動画クリエイターによる撮影、専門性の高いデザイン、ブランディングを意識した質の高いコンテンツ制作。
    • SNS広告運用代行: ターゲット設定、クリエイティブ作成、予算管理、効果検証、最適化まで一貫した広告運用(広告費は別途)。
    • コミュニティマネジメント: コメントやDMへのきめ細やかな対応、インフルエンサーとの連携など、ユーザーとの積極的なコミュニケーション。
    • A/Bテスト・データ分析と改善提案: 継続的なA/Bテストによる効果検証、詳細なデータ分析に基づいたPDCAサイクル構築と運用。
    • ブランドイメージの統一管理: SNS全体のトンマナ(トーン&マナー)を統一し、ブランドの一貫性を保つ運用。
    • 定期的な戦略会議: 月に複数回の定例ミーティングに加え、必要に応じて戦略会議を実施し、常に最新の状況を共有し、最適な施策を検討。
  • 特徴: 専任担当者がいないがSNSで大きな成果を出したい企業や、プロフェッショナルな視点から包括的なサポートを受けたい企業に最適です。

1. 目標設定とKPIの明確化:無駄な投資をなくす第一歩

予算が限られているからこそ、闇雲にSNS運用を始めるのは避けましょう。まずは、**「何のためにSNSを運用するのか」**という目標を明確に設定することが重要です。

  • 例:
    • 新商品の認知度向上(例:発売後3ヶ月でハッシュタグのインプレッションを10万回達成)
    • ウェブサイトへのアクセス数増加(例:SNSからの流入数を前月比20%増)
    • 顧客エンゲージメントの向上(例:コメント数、シェア数を前月比15%増)

目標が明確になったら、それを測るための**KPI(重要業績評価指標)**を設定します。KPIを設定することで、施策の効果を数値で把握し、予算が適切に使われているか、改善点はないかを判断できます。この段階は自社内での時間投資が主となるため、外部への委託費用は基本的に発生しませんが、もし戦略立案に専門的なアドバイスが必要な場合は、前述の「スポットコンサルティング」の利用も検討できます。

2. プラットフォームの選定と集中:「広さ」より「深さ」を追求

「全てのSNSプラットフォームで展開しなければ」と考える必要はありません。限られた予算の中では、ターゲット層が最も多く利用しているプラットフォームに絞り、そこにリソースを集中投下することが費用対効果を高める上で非常に重要です。

例えば、若年層がターゲットであればTikTokやInstagram、ビジネス層であればX(旧Twitter)やFacebookなど、各プラットフォームの特性とユーザー層を理解し、自社のターゲットと合致するプラットフォームを選びましょう。プラットフォーム選定自体に直接的な費用はかかりませんが、選定後の運用負荷を考慮することが重要です。

3. 良質なコンテンツの自社制作:内製化でコストを抑える

SNS運用において最も費用がかかる項目の一つが、コンテンツ制作です。外部の制作会社や代行サービスに依頼すると、高品質なコンテンツは期待できますが、その分コストも高くなります。限られた予算であれば、可能な限りコンテンツを自社で制作することを検討しましょう。

  • 写真・動画: スマートフォンでも十分に高品質な写真や動画を撮影できます。無料または安価な画像編集アプリ、動画編集アプリ(例:Canva、CapCut、InShotなど)を活用することで、プロ並みの編集が可能です。
  • テキスト: ターゲットに響く魅力的な文章を自社で作成します。

自社制作であれば、コンテンツ制作にかかる代行費用(写真撮影:3万円~10万円/回、動画制作:10万円~50万円/本など)を大幅に削減できます。

4. ユーザー生成コンテンツ(UGC)の活用:信頼性とエンゲージメントを同時に獲得

ユーザー生成コンテンツ(UGC)とは、顧客が自社の製品やサービスについてSNS上で投稿した写真や動画、レビューなどのコンテンツのことです。UGCは、広告よりも信頼性が高く、顧客の購買意欲を刺激する効果があります。

積極的にUGCをリポスト(シェア)したり、UGCを促すキャンペーンを実施したりすることで、新たなコンテンツ制作コストを抑えつつ、エンゲージメントを高めることができます。

  • 例: 「#〇〇(自社ブランド名)を付けて投稿しようキャンペーン」の実施

UGCの活用自体に直接的な代行費用はかかりません。キャンペーンを実施する場合は、プレゼント費用やキャンペーン告知費用など、企画内容によって変動します。

5. SNS広告の戦略的活用:少額から効果を最大化

「予算がないから広告は使えない」と考えるのは早計です。SNS広告は、少額からでもターゲットを絞って配信できるため、費用対効果の高い集客が期待できます。

  • ターゲット設定の最適化: 年齢、性別、興味関心、地域など、細かくターゲットを設定することで、無駄な広告費を削減し、コンバージョン率の高い層にアプローチできます。
  • A/Bテストの実施: 複数の広告クリエイティブやターゲティング設定を試し、最も効果の高いものを特定することで、広告費の最適化を図ります。
  • リターゲティング広告: 一度自社のウェブサイトを訪問したユーザーや、過去にコンテンツにエンゲージしたユーザーに対して再度広告を配信することで、コンバージョン率を高めることができます。

広告運用自体は自社で行うことで、外部の広告運用代行費用(月額広告費の10%~20%程度、または固定手数料など)を節約できます。SNS広告は1日あたり数百円~数千円からスタート可能であり、クリック単価(CPC)やインプレッション単価(CPM)は、プラットフォームやターゲット層、競合状況によって変動します。

まとめ:賢く戦略を立て、SNS運用を成功させよう

限られた予算でもSNS運用を成功させるためには、闇雲に手を広げるのではなく、目標を明確にし、ターゲットを絞り、費用対効果の高い戦略にリソースを集中させることが重要です。

今回ご紹介した5つの戦略を参考に、ぜひ貴社のSNS運用を費用対効果を最大化する形で実践してみてください。継続的な分析と改善を繰り返すことで、着実に成果を上げることができるはずです。

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